女性を感じさせるために、手マンを試してみたいと思っている男性も多いでしょう。しかし、中には手マンで痛みを感じてしまう女性や、もともと快感を得にくい女性もいるため、手マンを行うときはコツを把握しておくことが大切です。間違った手マンのやり方をしていると、相手の女性は痛い思いをしてしまいます。

当記事では、手マンの正しいやり方とコツを詳しく解説します。女性に快感を与える手マンのやり方を知り、テクニックを習得しましょう。

手マンとは、手や指を使用して女性器を愛撫するプレイです。手マンは女性に快感を与える重要なステップにあたるため、男性のたしなみとして、基本的なテクニックを習得しましょう。

以下では、女性に快感を与える手マンの基本的なやり方と手順を紹介します。

手マンは、前戯によって十分に女性の気持ちを高めた上で行います。前戯とは、女性を褒めたり優しくキスしたりして、雰囲気づくりを行うことです。前戯には女性をリラックスさせる目的もあるため、室内の照明を落とす・アロマを焚くなどの方法で、ロマンチックな空間を作ってもよいでしょう。

手マンではまず下着越しに女性器を優しくなぞり、愛液を分泌させます。膣内が十分に濡れたら、人差し指や中指の腹で大陰唇や小陰唇を愛撫しましょう。大陰唇と小陰唇の場所は、下表の通りです。

女性器を刺激していない手で胸や耳を愛撫するとより、女性の感度が高まります。女性の声や表情をチェックしつつ快感を与えられるポイントを見極め、両手を使ってさまざまな場所を愛撫しましょう。

大陰唇や小陰唇への刺激で女性の感度を十分に高めた後は、クリトリスを刺激します。クリトリスとは、小陰唇の上にある出っ張った部分です。クリトリスは、人差し指と中指で優しく摘んで揺らす・中指で軽く押すなどの方法で刺激します。

クリトリスの場所が分からない人は、膣口周辺から尿道口方向に向けてソフトタッチでなぞり、出っ張った部分を探索しましょう。もしくは、なぞっている最中に女性の体がわずかに反応する場所がクリトリスです。

膣の入り口に触れて、抵抗なく奥へと進む状態になっていれば、指入れの準備が整った証拠です。手の平を上にして、中指もしくは薬指の1本のみをゆっくりと入れましょう。膣奥に指が到達したら上の壁に沿わせるように意識しつつ、入り口付近まで戻します。

出し入れを複数回繰り返して十分に愛液が分泌されていれば、本数を増やす・速度を早めるなどの方法で変化をつけて、責め方を工夫します。ただし、どの程度の刺激を「気持ちよい」と感じるかは女性によって異なるため、相手が痛がっている場合は、無理に続けないようにしましょう。

手マンで女性を気持ちよくさせるには基本的なやり方に加えて、いくつかのコツを知っておくと安心です。以下のコツを把握して実践に臨み、お気に入りの女性とより楽しい時間を過ごしましょう。

女性器はデリケートな部位なので、力加減を誤ると痛みを感じさせるリスクがあります。女性が気持ちよい表情を見せても力加減は変えずに、ソフトタッチでの刺激を続けましょう。

その上でより女性に快感を与えるためには、出し入れする速度のみを変更します。緩やかな刺激・やや速い刺激を組み合わせ、適度に緩急を付ければ、大きな快感を与えることも可能です。

手マンの指は激しい出し入れを避け、前後に優しく動かすことが基本です。膣の外部へ指を出さずに関節部分を曲げ、「トントン」と指を動かして、適度な刺激を与えましょう。

AV作品やアダルト動画を真似た激しい手マンは、男性の独りよがりになるリスクが高いと言えます。巷で言われる「手マンで女性がイク方法」は参考程度に考えて、動かし方の基本を守り、優しく刺激を与えましょう。

Gスポットとは、膣口から3〜4cm程度奥に入った位置にある性感帯です。Gスポットは中指を第二関節程度まで入れて軽く曲げた時、ザラザラした質感の場所を探索すると見つかります。

以下は、Gスポットの責め方の基本です。

なお、Gスポットで快感を得るには女性側の経験値も必要だと言われます。また、女性の中にはGスポットがない人がいるとも言われるため、相手が気持ちよく感じていないように感じる場合は他の場所を刺激しましょう。

ポルチオ性感帯とはGスポットのさらに奥、膣口から8〜9cm程度の位置にある性感帯です。ポルチオはクリトリス・Gスポットに匹敵する代表的な性感帯とも言われており、優しく愛撫することにより、大きな快感を与えられる可能性があります。

ポルチオ性感帯に対する愛撫は、突起の上から下へと押し上げたり、上から下に押し込んだりする動きが基本です。基本の動きで女性の感度を十分に高めた後は、「指先をバイブに見立てて小刻みに揺らす」などのバリエーションを試しましょう。

Gスポットやポルチオ性感帯を刺激する際には空いている手を活用し、クリトリスを責めましょう。合わせて、耳元でロマンチックな言葉をささやく・目を見つめるなどを行うと、より快感を与えることが可能です。

女性の多くは目から入る情報や周囲の音の影響も受けて、性的に興奮します。手マンで喜ばせるためにはあらゆる刺激を同時に与えて、相乗効果で興奮しやすい状況を作りましょう。

女性の興奮状態は行為の最中の感情やムードによっても左右されるので、手マンで喜ばせるには、テクニックを知るだけでは不十分です。最低限のマナーを持ち、女性に対する配慮を忘れずに手マンをすることが、より喜んでもらうためのコツと言えます。

手マンをする前に押さえておきたいマナーや事前知識として知っておくべき注意点は、以下の通りです。

手マンに不慣れな女性は男性のテクニックの有無にかかわらず、緊張から膣の内部が十分に濡れないケースがあります。また、女性の体質には個人差があり、内部が濡れにくい人もいることから必要に応じて、ローションを利用しましょう。

女性に手マンをするときは、相手快感を与えるためにも力加減に注意しながら優しく行うことが大切です。激しく指を動かしてしまうと痛みを感じてしまう女性が多く、嫌がられてしまうので注意しましょう。

手マンをしながら女性の様子をよく観察し、クリトリスを責めたりGスポットを刺激したりすると女性はさらに気持ちよく感じます。女性の感度が高くないときは、ローションを使う、ムードを高めるなどの工夫をするとよいでしょう。